IWCは早くからコックピット任務に特化した腕時計の開発に取り組み、1936年には初代パイロット・ウォッチを発表。これを機にIWCは本格的なパイロットウォッチの開発をスタートしました。
ここでは黎明1936年から本2021年に至るまでの、IWCにおけるパイロットウォッチの系譜をご紹介いたします。
1940年に軍用観測時計に求められる厳格な要件に合わせて開発され、後のビッグ・パイロット・ ウォッチのデザインのインスピレーションの源となった『ビッグ・パイロット・ウォッチ・キャリバー52 T.S.C. 』(Ref.IW431)
ケース径55 mm、厚さ16.5 mm、重さ183 gと、IWCが今日までに手掛けた中で最も大型の腕時計です。
2002年に『ビッグ・パイロット・ウォッチ』(Ref. IW5002)を発表。
1940年の軍用観測時計からインスピレーションを得た特徴的な大型リューズ、46.2 mmの大型ケースに7日間のパワーリザーブ備えたムーブメントを搭載し、IWC伝統の大型パイロット・ウォッチが復活を遂げました。
初代パイロットウォッチが発表されて85年を迎えた2021年の今年、新たなパイロット・ウォッチが登場
伝統的なパイロット・ウォッチの特徴である夜光塗料を施した個性的な針と大型の数字が印象的な文字盤。
航空機のコックピット計器を思わせる徹底的に無駄を省いた文字盤デザインは、今日に至るまで伝統的なパイロット・ウォッチの特徴です。
特徴的な大きな円錐型リューズ は、パイロットが暖房設備もないコックピットで雨風に耐えなくてはいけなかった航空黎明期の名残です。
パイロットがフライトグローブを着用した状態でも時計の調節や巻き上げ操作をしやすいようにリューズはとても大きくつかみやすいように設計されています。
12時位置のトライアングル・インデックスはコックピット内でも瞬時に針の位置が把握でき、時間を読み取ることができます。
頂点が上を向いた正三角形の目印には両サイドに2つのドットが付いており方向を見定めやすくなっています。
最高の精度と究極の信頼性に焦点を当てたIWC自社製キャリバー82100
巻き上げ効率に優れたペラトン自動巻き機構を搭載し、ごくわずかな動きを効率的に活用して主ゼンマイを巻き上げます。(60時間パワーリザーブ)
自動巻き機構にセラミックスを多用することで、パーツを摩耗させない設計は、IWCのマニュファクチュールとしての高度な技術を感じさせます。
『ビッグ・パイロット・ウォッチ 43』は、新開発の「EasX-CHANGE」システムを搭載。
スタイルやアクティビティ、または使用環境など、様々な目的やシーンに合わせて、特別な工具を必要とせず、ストラップをすばやく簡単に交換することが可能です。
カーフスキン、ラバー、ステンレススティールの選択肢が揃い、多彩なカスタマイズに対応。ご自分だけのスタイルを見つけてみませんか。
ビッグ・パイロット・ウォッチ 43
Reference : IW329301
ムーブメント:自動巻
ケース径:43mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性能:100m
文字盤:ブラック
ストラップ:カーフ
ビッグ・パイロット・ウォッチ 43
Reference : IW329303
ムーブメント:自動巻
ケース径:43mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性能:100m
文字盤:ブルー
ストラップ:カーフ
計器のような視認性の高い文字盤、操作性に優れた大きなリューズ、過酷な状況下でも耐えうるタフなケースを備え、時代を超えて愛されるアイコニックなデザインと、道具としての美しさを併せ持つIWC『パイロット・ウォッチ』。
1940年の『ビッグ・パイロット・ウォッチ・キャリバー52 T.S.C.』 (Ref.IW431)の極めてピュアなデザインを継承し、日付表示もパワーリザーブ表示もなくした、純然たる現代のビッグ・パイロット・ウォッチの誕生です。